ディサービス(通所介護)とは・・・
 
デイサービス(通所介護)とは、送迎バスによってデイサービスセンターに通い、さまざまなレクリエーションのほか、食事や入浴といった生活援助サービスを合わせて受けることができるサービスです。閉じこもりがちな要介護者が外出して、家族以外の人と交流する機会としても有効で、介護保険サービスのなかでも高い人気があります。
 

事業者によって大きく異なるサービス内容

デイサービスセンターによって、提供されるサービス内容は千差万別です。

例えば食事については、病院食と同様のメニューを出すところもあれば、利用者の好みや体調に合わせたメニューを出すところ、旬の食材を取り入れたグルメ色の強いところまでさまざま。入浴についても、大勢で大浴場に入るところから、1人ずつ入浴するところ、特殊な機械などを使って身体が不自由な人でも入浴できるところなどがあります。

また、レクリエーションについては施設ごとの差が特に大きく現れるポイントで、囲碁や将棋、俳句、手芸といったカルチャーセンター的な内容を豊富に取り入れているところもあれば、さまざまな運動器具を導入してスポーツジム的な雰囲気のところもあります。遠足や外食、集団による買い物など、積極的に外出するプログラムを取り入れているところもあります。

利用にあたっては要介護者本人と一緒に見学に行くことをオススメします。他の利用者やスタッフの雰囲気などをチェックするほか、できることなら体験利用をして自分に合ったサービスを提供してくれるかどうかを確認すると良いでしょう。
 

介護者にとってのメリットも大きい

通所型のサービスは、要介護者を介護のプロに預けることができるため、介護を行っている家族にとっては、普段なかなかできない家事や趣味の時間をとるのに最適です。

長年一緒に暮らしてきた自分の親を介護している場合でも、24時間365日体制で一緒にいると、どうしてもストレスが溜まってしまうもの。要介護者と介護者双方の気分転換をはかる意味でも、状況が許すようなら積極的にサービスを利用することをオススメします。

また、施設で安全に入浴させてくれるのも、介護家族にとっては非常に助かるポイントです。自宅での入浴が難しくなってきた場合も、通所型サービスの利用を検討してみましょう。

ガイドである私自身は、数年にわたって両親の遠距離介護をしていたのですが、普段の両親の様子がよくわからないことへの不安をなかなかぬぐい去ることができませんでした。通所型のサービスを利用するようになって、少なくとも施設にいる数時間は安全で、なおかつ食事や入浴のお世話をしてもらえることに、大きな安堵感を覚えたものです。
 
    28年4月からの あいりすデイサービス(地域密着型通所介護) ご利用料金
 
<介護予防>
要支援11,647単位/月
要支援23,377単位/月
 

<要介護>

・ 所要時間3時間以上5時間未満の場合

要介護1426単位
要介護2488単位
要介護3552単位
要介護4614単位
要介護5678単位

・ 所要時間5時間以上7時間未満の場合

要介護1641単位
要介護2757単位
要介護3874単位
要介護4990単位
要介護51107単位
 

・ 所要時間7時間以上9時間未満の場合

要介護1735単位
要介護2868単位
要介護31006単位
要介護41144単位
要介護51281単位

※札幌市は7級地にて、1単位=10.14円